本トラクタは、ジャパントラックショー2026出展用モデルとして製作した車両です。新設計のフェンダ、サイドスカート、カメラ付き最新式カプラを主な特徴とし、実用性だけでなく、「見た目にもこだわった架装」をテーマに仕上げました。
新型フェンダは形状を大幅に刷新し、タイヤと一体感のある外観になるよう作成。サイドスカートについては、外観を向上しつつ、空気の流れを意識した形状とすることで、排気や路面からの熱害への対策も施しています。さらに、カプラにはカメラ付きの最新モデルを搭載。経験の少ないドライバーでも視認性を確保しやすく、連結作業をスムーズに行える仕様としています。
新型フェンダは、三つのパーツで構成されています。上部パーツにはツメを設け、走行時の振動などによる着脱を防止するとともに、柔軟性のあるゴムバンドをストッパーとすることで安全性を確保しています。また、フェンダ上部は工具を使わずに取り外しが可能な構造とし、整備性にも配慮した設計としています。
側面は、新たに設計し直すことで防護面積を拡大しています。従来のモデルは、フェンダとラバーを組み合わせて作成していましたが、本モデルではタイヤの形状に合わせたパーツで作成しているため、一体感のある外観を実現しました。
カプラ後部にカメラを設置した最新式のカプラを採用しています。モニタから連結状態を確認でき、バックカメラ用モニタなどと接続することで、映像の切替も可能です。さらに自動給脂機能を備え、定期的にグリスを塗布することで、安定した連結状態を維持します。(※ショーモデルのため、通常は行わない特別塗装を施しています。)
サイドスカートには、アルミ素材を採用しています。軽量でありながら耐久性にも優れており、車両重量の増加を抑えつつ、実用性を確保しています。また、右側には乗降用ステップを配置し、作業性を向上しつつ、ステップ横には通気口を設け、熱害を考慮した設計としています。
給油口および尿素水タンク部に扉を設置しています。扉は凹凸を極力抑えた形状とすることで、外板の一体感を高めた仕上がりとしました。また、同時設計としたフェンダが自然に収まるレイアウトとすることで、車両全体に統一感を持たせ、外観も重視した設計としています。
踊場も新しく設計しており、サイドスカートを外さずに踊場の縞板を外すことができる構造となっています。さらに右上部には放熱穴を設け、熱を効率よく排出できる構造としています。(※ショーモデルのため、通常は行わない特別塗装を施しています。)